60歳からのネクストステージ
歳が若ければ、気持ちがあってもそれほど力になれないことがあります。だからこそ、いい年齢になった時には、そんな人間として活動できるよう、若い時に、たくさんの経験をし、修行し、自分を育てることです。
30歳でも、40歳でも、50歳でも修行が必要です。国や政治は、そんな人材を育てようとしていません。複雑な国際関係、事情があります。そんな中で、国や政治家には期待できません。国民がそんな状況を理解できれば、「自分たちでやるしかない」となるのではないかと思うのですが…。
しかし、それでも難しい問題がいっぱいあります。自分が、家族が生活するのさえ大変という人がいっぱいです。若い時は、そんな自分や家族の生活が第一です。そうだとすれば、やはりある程度、人生を生きてきた60代~80代の人が関わる以外ありません。
せめて70代になれば、それぐらいの余裕が持てるぐらいの人生を生きて欲しいものです。しかし、それさえも期待できないのが現実です。何をどのようにして人の役に立てばいいのか、それさえも分からない、多くの人はそう言うでしょう。
人が他人に対して役に立てる、あるいは役に立つということは、並大抵なことではありません。「小さな親切、大きな迷惑」という言葉もあります。余裕があっても、気持ちがあっても、どうしていいか分からない、というのが本当でしょう。
現実の社会は余裕がない人でいっぱいです。そんな話題を投げかけても、ほとんど何も反応しない、という人の方が多いのです。そんなことができる人は、「お金や時間があって余裕のある人」と多くの人は言うでしょう。
これまで、自分の人生の中で、自分で考えることも、探求することもしてこなかったという多くの人にとっては、いい年齢、55歳~70歳になっても、いろいろな問題で振り回されている人が多いということでしょう。
ところで、ここで少し考えてほしいのですが、あなたが今抱えている問題の“本質”は何だと思いますか?
そんないろいろな問題に振り回されても仕方ない考え方、生き方をしてきた結果ではないでしょうか?
高校、大学への進学、就職、恋愛、結婚、子育て、家族、夫婦の問題、経済のこと、人間関係のこと、未来のこと等々。そのすべてが、自分で引き寄せた問題ではないでしょうか。
思いもしなかった、考えてもいなかった、何の準備もできていなかった、青天の霹靂、そんなふうに表現しますが、そんなことはないと思います。
どんなことも十分に起こり得たことです。それに十分対応するような考え方、生き方をしてこなかったということではないでしょうか。
