そんな意味では、すでに数年前からそんな状況が現れていた。
それなのに、ほとんど準備していなかった。
妻と共通の話題なんてあるのか。
妻は何を求めて生きてきたのか。
妻には、夢も希望も有ったのか。
妻は、幸せに生きてきたのか。
妻は、これからの人生をどのように考えているのか。
知らない、全く知らない、そんな話したこともない。
今、自分は、不安を感じている。
夫として、父として、男として、その役目を果たせたのか。
妻は、よくやってくれたと思う。
自分は、会社の仕事一筋だった。
それで得たのは、自宅と、子供達を大学に出したということ。
自分もそうだが、大学を出たことに何の意味があるのか。
それなりの会社に就職し、それなりの給料ももらってきた。
そのために、20代前半から50代中頃までの30年間、ただただ会社の仕事をして来た。
それに何の意味があるというのか。
もっと違う人生を生きれたのではないか。
もっと、自分だからこそ出来る、というものもあったのではないか。
なんで、こんな人生を生きて来てしまったのか。
妻と結婚したからなのか。
あの会社に就職したからなのか。
あの大学に入ったからなのか。
