もっと高校時代に考えることがあったのではないか。
自分は、高校時代をうまく生かせなかったということか。
多くの人は、せいぜい考えを戻せるのは、高校時代くらいまでではないでしょうか。
違うのです。
それよりも、もっと前なのです。
確実に分かれたのは、中学時代です。
それより前は、まだ「損得、駆け引き、取引、条件付き」の考えは持っていません。
それはなんといっても、まだ“元”の情報が色濃く残っている時代です。
しかし中学3年生ともなれば、高校進学です。
どんな高校へ進学するかは、その先の大学によって大きく左右されます。
その大学は、その後の就職に影響するのです。
その就職後、どんな人生が待っているとも知らず、親に騙され、先生に騙され、社会に騙され、高校を選ぶのです。
そうです。中学2年生までが“青春”なのです。
それ以後は、エセ青春があるだけです。
その延長で、恋愛し、結婚する人もいます。
ほとんど、人生を考えたり、哲学をする時間などなかったのです。
なんで、そんなに急いで生きるのですか。
なんで、自分のため、家族のため、人生のために、人生を哲学・探求する大切な青春時代を、もっと長く取れなかったのですか。
中学が無理なら、高校時代に。
大学進学する前、高卒で社会に出る前に、せめて1年でも2年でも、自分に投資する必要があったのではないでしょうか。
そんな余裕のない生き方をしていると、先が見えなくなります。
社会人になる前に、もっと“自分”を見つめるための時間を投資することだったのです。
それがようやく、50代にして分かったということになるのでしょうか。
